【2015年07月12日】

加賀染め綿絽ゆかた ベージュ

石川県で一件のみとなった伊勢型を使用して
加賀染めゆかたを染め上げる坂口染工。


加賀染めゆかたは、坂口幸市氏の
息子さんが担当しています。


以前に、模様と地色を打ち合わせしてお願いしていた
綿絽のゆかたが染め上りました。


加賀染め綿絽ゆかた ベージュ1
加賀染め綿絽ゆかた 水波に秋草 ベージュ


加賀染め綿絽ゆかた ベージ2
綿絽ですので襦袢を着て、着物風にご着用頂けます。


加賀染め綿絽ゆかた ベージュ3
麻の半巾帯を合わせて頂くとより涼しげです。


麻半巾帯 グリーン


加賀染め綿絽ゆかた ベージュ4
麻半巾帯朱色


ベージュ地の加賀染めゆかたは、この他に数点染め上りましたので
興味を持って頂けましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
(いなとく五代目)。


【2015年05月08日】

加賀染め絹紅梅 坂口幸市小紋 誂え

今年の初め、まだ雪が降っている頃ですが
加賀染め小紋の坂口幸市氏の工房へ行き
絹紅梅の誂え染めをお願いして来ました。


加賀染め 坂口幸市小紋絹紅梅 1
まずは以前染めた資料を参考に、地色を選びます。


加賀染め 坂口幸市小紋絹紅梅 2
坂口幸市氏、息子さんと一緒に絹紅梅に合いそうな型を選びます。


加賀染め 坂口幸市小紋絹紅梅 3
染料の配分は永年の経験でしょうね。


加賀染め 坂口幸市小紋絹紅梅 4
伊勢型を使用した加賀染め小紋は坂口氏の工房のみになりました。


加賀染め 坂口幸市小紋絹紅梅 5
坂口幸市氏と打ち合わせ。


「加賀染め絹紅梅 坂口幸市小紋」は、もうすぐ染め上りの予定です。


ご興味を持って頂いた方、お気軽にお問合せ下さい。
(いなとく五代目)


【2014年02月22日】

坂口染工

先日、坂口幸市氏の染工場に伺って夏に向けての
ゆかたの染め出しをお願いして来ました。


26.2 坂口染工 1
地色を染める前の見本です。


26.2 坂口染工 2
坂口染工のゆかたのほとんどが二枚の伊勢型を使用して
模様部分を仕上げます。


26.2 坂口染工 3
こちらが染め上りの見本です。


今までは坂口氏のお好みでゆかたは紺色地が多かったのですが
今回は明るめの地色でお願いしました。


坂口染工のゆかたは綿絽と綿麻の生地があり
本格的な型染めですので、長襦袢を合わせて
夏着物としても人気があります。


染め上りましたら是非ご覧ください!
(いなとく五代目)



【2010年07月23日】

能登上布 坂口幸市 加賀染め小紋 小花

毎年数反の染め上がりですが
手織り能登上布の麻の白生地に
坂口幸市氏による伊勢型を使用した
加賀染め小紋を染めています。


能登上布 加賀染め小紋 小花 坂口幸市氏 落款
拡大はこちらから
能登上布 坂口幸市加賀染め小紋       坂口幸市氏の落款です。    
題名「小花」 青の地色               
小花 手触り 能登上布ラベル
拡大はこちらから
麻のシャリ感はそのままで          能登上布と加賀染め。
ほどよく糊が取れて柔らかな風合いです。   石川県の織りと染めです。


能登上布本来の絣や縞模様もステキですが
この坂口幸市氏の加賀染め小紋ですと
カジュアル以外にちょっと気の張った場所など
着用範囲が広がります。


一見は夏の小紋ですが、実は能登上布の麻生地ですので
とても涼しいです!!
(いなとく五代目)


【2010年05月22日】

坂口工房の加賀染めゆかた その2

石川県で唯一の伊勢型による染めの
坂口工房の加賀染めゆかたです。


坂口工房のゆかたは一年に限られた反数しか
染め上げられませんが、その中でも数が少ない地白と緑地色です。
夏衣 地白  落款 地白
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坂口工房 加賀染め夏衣            地白の夏衣は坂口氏の
地白 松葉に紅葉              「幸市」の落款がは入ります。


松葉に紅葉 地白  綿絽 地白
ゆかたの感覚より夏の着物と           生地は綿絽です。
思って頂ければとの思いで            松葉の大胆な線が際立ちます。
夏衣となっています。
もちろん古代の型を使用しています。


夏衣 緑  落款 緑
拡大はこちらから
坂口工房加賀染め夏衣             こちらは坂口工房の落款で
緑地色 花丸                 「染坂口」と入っています。
         
緑地色 花丸  綿絽 緑
落ち着いた緑の地色と              こちらも綿絽の生地です。
薄いピンクの2色使いです。


坂口工房のゆかたは長襦袢を着て
夏着物として名古屋帯などを合わせていただくと
ワンランク上のコーディネートを楽しんでいただけますよ!


もちろんこのまま一枚着でゆかたとして着て頂いてもOKです。
大人の着こなしてすねぇ・・・。
(いなとく五代目)


【2008年07月27日】

能登上布 坂口幸市 加賀染小紋

石川県の織物と染めのコラボレーションの着物です。
能登上布は先染めの織物なので模様は縞や絣柄になる為
普段着としてはすごくいいのですが
この涼しい麻の着物をカジュアル以外にも
もっと幅広く着れないかと思い
坂口幸市氏に加賀染め小紋を染めてもらいました。
能登上布 坂口幸市小紋
手織りの能登上布の白生地に坂口幸市氏の
伊勢型を使用した加賀染小紋。
波に菊
模様の題名は「波に菊」です。涼しげな青の地色。
能登上布 加賀染め小紋
拡大はこちらから

能登上布の麻糸にはこんにゃく糊を付着してあり着物を何度か洗っていくうちに
糊が取れて柔らかな風合いになっていきます。
この加賀染め小紋は染めた後、染料を落とすために水洗いをするので
染め上がった反物は麻糸の糊も程よく取れて最初から
何度か洗った後の様な柔らかな風合になり
それでいて麻本来のハリやシャッキリ感は有り
とてもいいい麻生地の風合いです。
(いなとく五代目)


【2008年06月10日】

坂口工房の加賀染ゆかた

約百年前の伊勢型を使って染め上げた
加賀小紋のゆかたです。
坂口幸市さんの祖父であり師匠の中儀延さんが明治の中期に
収集した貴重な型紙を使用しています。
元々は息子さんの腕を磨くためにゆかたを始めたそうです。
坂口ゆかた 花 綿絽ゆかた花
生地は綿絽を使用しています。紺色の地色に所々ピンクが入っています。
襦袢を着てきもの風に着用してもいいですね。

坂口ゆかた うちわ 綿絽ゆかた うちわ
綿絽に染められたうちわの模様。紺色地に淡い紫色が入っています。
石川県の伝統の技のゆかたです。
(いなとく五代目)


【2008年05月11日】

坂口幸市 加賀染小紋

一反染め上げるのに一枚の伊勢型を何十回と移動していきます。
小さな伊勢型だと一反染めるのに百回近くも動かさないといけないと
坂口氏からお聞きしました。

坂口幸市氏の工房には沢山の伊勢型を所有しています。
貴重な伊勢型ですが染めていくうちに所々傷んで使えなくなり
そういった型が資料として残してあるとの事です。

菊菱 菊菱 落款
坂口幸市小紋 菊菱        
松葉に縞 松葉に縞 落款
二枚の伊勢型を使った松葉に縞

坂口氏の加賀染め小紋は白生地の時に色糊を裏から全体にしごき
薄い色を付けます。
そうすることによって染め上がり時に薄い色が入り
全体がやわらかな色合いになります。
(いなとく五代目)


【2008年02月16日】

坂口幸市 訪問着

加賀染めで伊勢型を使用した小紋染めをするただ一人の職人
坂口幸市氏。
坂口氏の訪問着は複数の型を使い、一度染めた所を伏せて
その上からもう一度型を置き、また伏せて染める。を何度も
繰り返し柄を合わせながら精巧に染め上げられていきます。

加賀友禅の訪問着とは違った、無地感覚のシンプルな
加賀染めの訪問着です。

坂口幸市 訪問着
複数の伊勢型を使い、緻密な計算がされて染められます。
これぞ職人技。
上前部分       八掛け
上前部分のアップです。           八掛けにも伊勢型が使われ
色々な型が使われているのが          柄が有ります。
分かります。

坂口氏の工房では現在息子さんと二人での作業の為、一月に
限られた反数しか染められません。


石川県には素晴らしい方がたくさんいらっしゃいます。
(いなとく五代目)