【2008年07月27日】

能登上布 坂口幸市 加賀染小紋

石川県の織物と染めのコラボレーションの着物です。
能登上布は先染めの織物なので模様は縞や絣柄になる為
普段着としてはすごくいいのですが
この涼しい麻の着物をカジュアル以外にも
もっと幅広く着れないかと思い
坂口幸市氏に加賀染め小紋を染めてもらいました。
能登上布 坂口幸市小紋
手織りの能登上布の白生地に坂口幸市氏の
伊勢型を使用した加賀染小紋。
波に菊
模様の題名は「波に菊」です。涼しげな青の地色。
能登上布 加賀染め小紋
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能登上布の麻糸にはこんにゃく糊を付着してあり着物を何度か洗っていくうちに
糊が取れて柔らかな風合いになっていきます。
この加賀染め小紋は染めた後、染料を落とすために水洗いをするので
染め上がった反物は麻糸の糊も程よく取れて最初から
何度か洗った後の様な柔らかな風合になり
それでいて麻本来のハリやシャッキリ感は有り
とてもいいい麻生地の風合いです。
(いなとく五代目)