【2008年01月25日】

悉皆屋

先日の「きものなんでも相談会」の時お客様より
もうすぐお孫さんが生まれてお宮参りには
息子さんが着た一つ身を着せたいのだけど・・・。
と言うご相談を受けました。

その一つ身を見せて頂くと所々に食べこぼしの様な後や
シミがあり20年ぐらい前のシミとの事でした。

思い出の詰まった着物なので何とか出来ないかと
職人さんに色々聞いてみた所、シミは落ちきらないので
シミの上から金彩で柄を置いたほうが綺麗に出来ると
の事で、お客様の了解を頂き作業してもらいました。

一つ身紋付・金彩加工
今見ても素晴らしい着物です。
この着物をタンスに眠らせておくのはもったいないです。

全体に雲取りと笹の柄の金彩加工が施されました。
雲取り・笹の金彩加工
笹の柄が元々入っていたので所々にあった
シミの上には笹の金彩をしてもらいました。
これぞ職人技です。

お客様もすごく喜んで頂き、後日お宮参りの写真も見せて頂きました。

一つ身の写真掲載はお客様のご了解を頂いてます。

着物って必ず再利用が出来るので最高のエコですよねぇ。
(いなとく五代目)